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最近人気な「自然素材の家」のメリット・デメリットとは

公開日:2021/04/15  最終更新日:2021/02/19


柱や梁、フローリングに天然の無垢材を使ったり、壁紙の代わりに漆喰を使ったりする「自然素材の家」が人気です。シックハウス症候群が問題になり、自然素材やエコ建材、人や環境への優しさなどを見直されたことがきっかけとされています。しかし、自然素材の家が完璧かというと、そうではありません。メリットが大きい分、デメリットもあるのです。

自然素材の家のメリット

無垢材や漆喰、珪藻土が使われる、自然素材の家が注目されるようになったのは、1990年代に主に新築の自宅で目やノドなどに刺激を感じたり、だるさやめまい、頭痛をうったえたりする「シックハウス症候群」が社会問題となってからでした。

原因は合板や壁紙の接着剤に含まれていたホルムアルデヒドなどの化学物質で、家の性能が向上して気密性が高くなり、化学物質が家の中にとどまり続け、住んでいる方の健康に悪影響を及ぼしていたのです。他にはカビやダニもシックハウスの原因と考えられますが、これによりホルムアルデヒドなど原因とされる物質を含む建材の使用が制限されるようになり、24時間換気システムなどの設置が義務付けられるようになりました。

そして、無垢材や漆喰、珪藻土などを使用した自然素材・エコ建材の家が注目されるようになったのですが、メリットはシックハウスの心配がないことだけではありません。肌ざわり・風合いといった「心地よさ」や、湿度を調節してくれる「調湿機能」、時間がたつにつれて表情が変わる「経年変化」、地球環境に及ぼす負担が低い「環境負荷の低さ」も自然素材の家のメリットです。

「心地よさ」については、たとえば無垢材のフローリングにすると裸足で生活したくなり、無垢材独特の香りは森林浴と同じリラックス効果があるとされています。

「調湿機能」については、無垢材や漆喰や珪藻土の壁の表面に空いた細かな穴が、湿度が高いときには水分を吸収し、低いときには放出してくれます。空間の湿度を一定に保つ効果が期待できるため、結露やカビ・ダニの発生を防いでくれるのです。

「経年変化」については、無垢材のアンティーク家具をイメージしてください。味のある表情は経年変化のたまもので、家といっしょに歳を重ねていくというのは何とも魅力的です。

「環境負荷の低さ」については、自然素材は廃棄時にダイオキシンなどの有害物質を発生しません。住んでいる方に優しいだけでなく、地球にも優しいのが自然素材の家なのです。

自然素材の家のデメリット

自然素材の家のメリットを見ていると、完璧な家のように感じますが、実際はそうではありません。メリットと同様にデメリットがあるのが自然素材の家やエコ建材なのです。具体的には「コストが上がる」こと、「品質にばらつき」があること、「メンテナンスに手間」がかかることの3点が挙げられます。

まず「コストが上がる」というのは自然素材の家の最大のデメリットです。柱や梁に使えるような木材は高額ですし、色や木目が美しい無垢フローリングは高級材です。漆喰や珪藻土を使った壁は職人による手塗りで、材料費だけでなく施工にもコストがかかってしまうのです。

また「品質にばらつき」があるというのも自然素材のデメリットでしょう。たとえばフローリングの素材は一枚一枚表情が違うというのは味と考えることができますが、反ってしまったり、すき間が大きくなったりする点はデメリットになります。

一方、合板でできた「新建材」のフローリングなら、品質のばらつきはありません。表面に薄く削いだ天然木を使った突板フローリングなら、安定した品質と天然木の風合いや肌ざわりを両立させていると人気になっています。

そして自然素材は「メンテナンスに手間」がかかります。定期的にオイルを塗り込んだり、キズつきやすかったりする素材ですから、さまざまなメンテナンスが必要になり、手間がかかるのが自然素材のデメリットです。

部分的に自然素材・エコ建材を取り入れても

自然素材の家の最大のデメリットである、コストが上がるという点を解消する方法は、こだわりたい部分のみを自然素材にすることです。たとえば目に見えず直接肌に触れることのない、柱や梁といった部分は新建材を使い、直接肌に触れるフローリングなどに自然素材やエコ建材を使います。

近年では人体に悪影響があるとされる化学物質は新建材でも使われていませんし、換気システムが備わっていますから、シックハウス症候群の心配はないでしょう。

家族で過ごす時間が1番長い、リビングの内装だけは自然素材やエコ建材を使うとか、湿気が気になる脱衣所の壁だけは珪藻土を使うのも1つの手でしょう。限られた箇所だけを自然素材を使うことでメンテナンスの手間も省けますし、何よりもコストをおさえることができますから、自然素材の家が身近になるのです。

 

自然素材の家は魅力的ですが、一軒すべてを自然素材やエコ建材で造り上げようとすると、コストがかかってしまいます。そこで、おすすめしたいのが、こだわりたい部分だけを自然素材やエコ建材で造り上げることです。この方法なら、コストをおさえることができ、新建材の方がコストパフォーマンスに優れている場合もあります。また近年では、コストをおさえながらも自然素材にこだわった家を建てる工務店もあるようです。

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